2020年10月23日
10,18QP PRESENTS HOOST CUP KINGS OSAKA5試合レポート「ムエタイ2冠王 マキ・ピンサヤームVS INNOVATION王者 久井淳平」
<第4試合EXルール60Kg契約3分3R(延長1R)>
マキ・ピンサヤーム(真樹ジムAICHI/ムエタイ元ルンピニースタジアム2冠王)
VS久井淳平(多田ジム/ JAPAN KICK INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
勝者:マキ・ピンサヤーム 判定2:0 (29:29)(29:28)(30:28)
“日本人キラー”元ムエタイ2冠王、マキ・ピンサヤームが復帰2戦目にJAPAN KICK INNOVATION王者の久井と対戦。リングで向かい合うと両者の身長差が歴然、サウスポーの長身王者久井をムエタイテクニシャンがどう技術を見せるか。開始早々、久井が試合前から予告していたように長身を利した前足の前蹴り、ジャブでけん制しピンサヤームは距離を測るようにじわじわ詰めてロー、ミドルでけん制。久井はスイッチしながらカーフキックを多用しピンサヤームの足を殺そうとする。下がりながら攻撃をしかける久井に入りにくいピンサヤームだが、蹴りに右ストレートをクリーンヒットしぐらつかせる。なお警戒し下がりながらのジャブとカーフキックを徹底する久井。2R、次第に距離を詰め始めるピンサヤームがローから左フック、くっつくと肘を叩き込み、崩しまでつなぎゲームプランを進める。ピンサヤームの攻撃の合間に久井もジャブ、カーフキック、前蹴りでふんばり決定打を逃れる。何度か右ストレートの強打をクリーンヒットし2R終了。3R開始早々、久井も意を決したように打ち合いに応じ激しい攻防が続く。クリンチになると元ムエタイ王者に分があり、久井がこかされる。
途中、膝の攻防の中でピンサヤームのヒザが久井の股間に入りタイムストップ、状態を見て再開、ピンサヤームが前に出ず距離をとりカウンターに徹する。単発のラリーは元ムエタイ王者に分があり、ポイントを重ねるようにしてタイムアップ。2:0の判定によりピンサヤームの勝利。久井も下馬評を覆し大健闘し評価を上げる一戦となった。久井のカーフキックでピンサヤームの足が腫れていた。
カテゴリ:試合情報|日時:2020年10月23日19:40|
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