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3,5試合レポート「大月晴明VS辻出優翔」

2017年03月06日

3,5試合レポート「大月晴明VS辻出優翔」

HOOST CUP KINGS KYOTO2~英雄凱旋~

2017年3月5日 京都KBSホール大会

団体の垣根を超えて、選手、ファンが望むマッチメイクを実現し、心技体そろった第二のミスターパーフェクトを世に排出するホーストカップ京都大会、”英雄凱旋”のサブタイトル通り、麻原将平、辻出優翔ら昨年HOOST CUP王者となった両選手が、多団体の強豪と対戦!ほかにも次の王座を狙うトップコンテンダー同士の対戦や、中堅、新人選手のフレッシュな熱い闘いも行われます。

 

HOOST CUP KINGS KYOTOⅡ

2017・3・5 京都KBSホール

 

<ダブルメインイベント第11試合62Kg契約 3分3R(延長1R)>

大月晴明(キックスターズ・マスクマンズ/元WPKC世界ムエタイライト級王者・ISKAインターナショナル王者))

VS  辻出優翔(亰賀塾/  HOOST CUP日本ライト級王者)

勝者:辻出 1RTKO(2分39秒) *大月に1R 左ストレートでダウン2あり。2回目のダウンでレフェリーストップ

 

地元京都出身、“世界の爆腕”大月晴明が初めての地元凱旋試合として迎え撃つは、同じく地元京都のHOOST CUP日本ライト級王者の辻出優翔。両選手地元京都の応援団の声とともに気合十分の表情でリングイン。開始早々、左手をダラリと下げた独特のスタイルでステップを踏みながら野生動物が獲物をねらうように左右のフックをふるう大月。それに対し辻出はいつもよりガードを高くし、冷静にブロックし左ひざ、左ミドルを合わせる。20秒ほど過ぎたあたりに大月の強烈な右フックに辻出の右フックがスリップダウン気味にヒットする。強いプレッシャーからの左右の強打でこじあけようとする大月だが、辻出のガードは高く、クリーンヒットを許さず、大月のボディーに左ヒザを合わせ、離れると前蹴りでこかす。やりにくそうな表情の大月に1分過ぎたあたりから前に出始めた辻出が、ラッシュで倒しにかかるが、しのぎながら身をかわし、反撃に出る大月。しかし途中から精彩をかいた大月に2分すぎに辻出が左ストレートでダウンをうばう。立ち上がり反撃に出る大月だが、またも辻出の左ひざがつきささり、弱くなった大月の左右フックに辻出のカウンターパンチがヒット、うずくまるようにダウンする大月。かろうじて立ち上がる大月にレフェリーがストップを告げる。 「大月さんと対戦する選手はみんな、警戒して距離をあけて大月さんのフェイントにかかったりしてやられているので、前に出て距離をつぶして封じる作戦だった」と試合後に語る辻出陣営の作戦勝ち。1R開始早々の自身の強打で右手首を骨折した大月は試合後病院に直行した。地元京都の若き王者辻出の、作戦と運がもたらす勝利であった。「最初で最後の地元凱旋試合」と語る大月だが2度目の万全の登場に期待する。

 

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カテゴリ:試合情報|日時:2017年03月06日23:28|

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