ニュース

Hoost Cup »

HoostCup ニュース »

7,9京都大会「HOOST CUP日本バンタム級王者・KING強介VS NKBバンタム級王者・高橋亮」試合レポート

2017年07月13日

7,9京都大会「HOOST CUP日本バンタム級王者・KING強介VS NKBバンタム級王者・高橋亮」試合レポート

<トリプルメインイベント第10試合 EXルール バンタム級(55Kg)3分3R(延長1R)>

KING強介(ロイヤルキングス/HOOST CUP日本バンタム級王者 ) VS 高橋亮(NKB真門ジム/NKBバンタム級王者)< 勝者:高橋亮 延長判定(3:0) 本戦(1:0)引き分け(29:29)(30:30)(28:30) 延長(9:10)(9:10)(9:10)

HOOST CUP日本バンタム級王者、MA日本バンタム級王者のタイトルホルダーの関西軽量級のトップ王者、KING強介と、NKBバンタム級王者の高橋亮の対戦!キャリアでは分があるKING強介だが、過去には高橋3兄弟の現NKBライト級王者の高橋一眞選手に肘による流血ストップで涙をのんだ経験があるという因縁の一戦―。対し高橋亮も連敗中から負けられないところ。1R試合開始のゴングから激しい打ち合いが始まる。
KING強介が正面から奥足のローを強く何度も叩きつけ、上にも強打を振るえば、しっかりブロックし、左ミドルでKING強介の動きを止める。どんどんKING強介がパンチを振るい、奥足をつぶしにかかるが、高橋も強気に左ミドル、あるいはバックステップでかわしての左ストレートを浴びせ、昨年WBCムエタイ王者の鈴木真彦と対戦した時に課題の出たパンチテクニックを克服した印象。それでも隙間をねらいKING強介の強い右ストレートが高橋の硬いガードをこじ開け、油断を許さぬ、王者同士の、それぞれの熱い応援団の声を背に意地と意地がぶつかる一進一退の攻防に会場はヒートアップ。本戦は1:0のドロー採点、延長ラウンドへ。両者を称えあうように抱擁からはじまり再び激しい打ち合いが続く。初盤の大きく振るった高橋亮のヒジでKING強介が大きくのけぞる。つられたようにKING強介も左右のヒジを振るい反撃を試みる。
疲れも見えクリンチにもなるが少しでも強打のヒットを試みる両者のアグレッシブな闘いに会場の声援が激しくなる。一進一退の攻防のなか、最終ゴング、延長マスト判定で、ややクリンチで上をとった点と、大きいヒジのクリーンヒットが印象に残ったか、高橋亮の勝利となった。しかし最後まで目が離せない両者の激しい気力、体力をふりしぼった出し惜しみのない闘い、会場から二人を称える声援がやまなかった。
HOOST CUP史上に残る試合であった。

カテゴリ:試合情報|日時:2017年07月13日22:55|

このエントリーをはてなブックマークに追加

サイト内検索

2024年3月
« 2月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

月間アーカイブ

Copyright © 2012- HOOSTCUP All Rights Reserved.

ページトップへ