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9.30名古屋大会・”尾張の闘将”大石駿介選手が挑むISKA世界タイトルとは!

2017年09月21日

9.30名古屋大会・”尾張の闘将”大石駿介選手が挑むISKA世界タイトルとは!

エスカラデーPRESNT’S HOOST CUP KINGS NAGOYA3
名古屋の3冠王”尾張の闘将!大石駿介選手が挑む、ステファン・キャンデル選手が保持するISKA世界タイトルについてのご案内です。

ISKAとは、インターナショナル・スポーツ・キックボクシング・アソシエーションの略称であり、通称「ISKA」と呼ばれ、「WKA」などとおなじくキックボクシングの連盟・協会組織としてはかなり長い歴史のある団体です。

多くの日本国内王者が、次のステップの目標として目指すことが多い、国内、世界でポピュラーな世界タイトル、ランキングです。

 

過去には、

佐竹雅昭・・ISKAオリエンタルルール世界ヘビー級王者

魔裟斗・・・ISKAオリエンタル世界ウェルター級王者

などの有名選手も獲得しています。

大会エグゼグテイブプロデユーサーのアーネスト・ホースト氏は、ISKAフルコンタクトルール世界ライトヘビー級王者でした。

=5つのルール=

 

*ムエタイルール:

ヒジ有の(完全=)フル・ムエタイルール。

10ポイントマストシステム。フリーノックダウン方式を採用。3分5Rインターバル1分。

もちろんキック、パンチ、ヒザ、ヒジ、”首ヒザ”からの転ばし、コカシ可能。

 

日本においては、歴史上初のタイトル獲得は?

UWFインターナショナルのリング上でボーウィー・チョーワイクンが、日本史上で初めてISKAのタイトルを獲得した。

近年では、TOMONORI、志朗、国崇、大月晴明、宮島教晋、中嶋平八(引退返上)が獲得している。

 

 

*フルコンタクトルール:

キックとパンチのみ使用可能。 キックは、ベルトラインより上のみ打撃可能。

足パッド、スネあてパッドを使用し、ロングパンツを使用。

 

(ズボン=)ロングパンツをはいてのルール。

マンソン・ギブソン、リックルーファス、ホーストさんの保持タイトルもこのルールでした。

日本人ではまだ獲得歴は無し。

現在はロシア、フランス、アメリカ等で大変盛んです。

(アメリカでは、州法的に このルールが適正となり オリエンタルルール、ムエタイルールは

ほぼ州法で認可が下りない為、このルールが盛んとなる)

 

*キックボクシングルール(ローキックルール):

ケリ(全ての個所へ打撃可能)と、パンチの打撃が可能なルール。

 

デニス・アレクシオ、モーリス・スミス、スタンザマン、”トスカ”ペトリディス、マンソン・ギブソン、

アンドレ・マナート、ロブ・カーマン、佐竹雅昭等が保持していた王座ルール。

(日本=全日本キックでは、”WKAルール”と呼称していたルールと同じです。)

 

*オリエンタルルール:

首ヒザありの ヒジのみないルール。

マサト、小比類巻 等が過去、獲得した王座ルール。

近年では、ポール・ダ・シルバ、麗也、那須川天心、アーメン・ペトロシアン等が獲得。

 

*Kルール(表記はk1可能=あくまでテレビ番組名なので日本支部ではKルールと呼称しています):

ケリ、パンチ、ヒザあり⇒しかし、一切の掴みは無し。片手で首をひっかけてのヒザ攻撃は有効。

近年では、ダニロ・ザノリニ(引退返上)、皇治、ポール・ダ・シルバ、小笠原瑛作が獲得。

=====

 

”キックボクシングルール”(ローキックルール) ⇔(フリースタイルの部分です。表記は”キックボクシングルール”としています。

 

許される攻撃は、純粋にキックとパンチのみのルール。

ヒザでの攻撃、クリンチによるつかみ等は一切認められない。

ボクシング出身の選手達には大変有利なルールとなっている。

日本では、歴史上初めて2016年11月27日に沖縄にて廣虎(ヒロト)がフランス王者より獲得している。

このルールは、2000年まで足パッド等の使用は認められていたが2010年のルール改正に伴ってパッド等の使用は一切なくなった。

 

他のルールと共通の3分5ラウンド、インターバル1分で行われる。

過去このルールでの有名世界王者は、スタン”ザマン”、”トスカ”ペトロディス、モーリス・スミスなどがあげられる。

 

 

”オリエンタルルール”

いわゆる日本で例えれば、ヒジのみないキックボクシングルール。

3分5ラウンド1分インターバル。ヒザは頭部等(金的・下腹部を除く)全ての攻撃が可能。

”首ヒザ”での転ばし・コカシ等も有効。

 

”ムエタイルール”

いわゆる国際ムエタイルール。ヒジ、ヒザ、ケリ、パンチ、蹴り足等を掴んでの攻撃など全て有効。

3分5ラウンド1分インターバル。ヒザは頭部等(金的・下腹部を除く)全ての攻撃が可能。

”首ヒザ”での転ばし・コカシ等も有効。

========

 

この度、大石駿介選手が挑むのは、ISKA インターナショナル”ムエタイ”ルールとなります。

===

 

ISKAの成り立ちと歴史:

(参加加盟国は、世界46ヶ国。この46ヶ国へISKAディレクターズ事務所=支部がある)

 

ISKAは、1986年6月16日アメリカ各州の代表プロモータ-達と 元PKAイベントディレクター達が、”世界へ通用するファイトスポーツのタイトル管理団体を!”と言う趣旨で創設され、本部はフロリダ州・ジューンズビルにある。同年10月9日にはヨーロッパ統括本部が発足した。

 

ISKAは、フルコンタクトキック、キックボクシング、ムエタイ、MMA等の競技を統括している。

参加加盟国は46ヶ国である。

 

設立当時のアメリカは、ケーブルテレビのスポーツ視聴が大変盛んだった。

その中でスポーツ専門チャンネルESPNが”ISKA認定・キックボクシング”と言う名称で同局の目玉番組として全米で放送した事がISKAの認知度を高めた。

その当時は、ヘビー級王者として、デニス・アレクシオ、ドン・ウィルソンが人気を博し大活躍した。

 

デニス・アレクシオに関しては、1989年フランスの有名俳優ジャンクロード・ヴァンダム主演のアクション映画”キックボクサー”にも出演し、ヴァンダムとダブル主演を演じ、キックボクシングを知らない人達へもその存在を知らしめた。

 

1990年中盤、フランスのTV局・カナルプラスがISKA認定の世界戦の生中継を始めた。

日本でも有名な”キックの帝王”ロブ・カーマン、アーネスト・ホースト、オーストラリアのヘビー級世界8冠王スタン”The Man”、モーリス・スミスなどがISKAの王座を獲得した事で、アフリカやヨーロッパでもISKA認定のタイトルの権威を増し、ムエタイとキックボクシングのヨーロッパでの大ブームのきっかけを作った。

現在では格闘技の認定団体では世界最大である。

今年2017年は、すでにタイトルマッチ認定だけでも36以上のタイトル認定をおこなっている。

ちなみにベラトォール、グローリーは、全世界の大会でISKAの認可・認定と運営をISKAへ依頼している。

 

ISKAは、アマチュア部門でも世界各地で大会を開催、展開している。

2017年5月にはギリシャにて参加加盟国46ヶ国から総計300名以上のアマチュア選手達が集まり、ISKA世界選手権アマチュア大会が行われた。

 

2016年にISKAは誕生30周年を迎えた。

世界で唯一の格闘技の認定団体として、加盟国が増えておりますます成長を遂げていくでしょう。

今大会のISKA世界タイトルマッチは、日本支局代表の中崎寿光様にこの度ご尽力いただき実現いたしました。

 

ISKA WEBサイト・・・http://iskaworldhq.com/

 

 

 

 

 

 

カテゴリ:試合情報|日時:2017年09月21日01:16|

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