2017年12月04日
HOOST CUP KINGS OSAKA2「”速攻王者”北野克樹VS”元ムエタイ世界王者”タップロン・ハーデスワークアウトジム」レビュー!
HOOST CUP KINGS OSAKA2 2017・11・26 エディオンアリーナ大阪第二競技場
<トリプルセミファイナル第8試合EXルール64,5Kg契約3分3R(延長1R)>
北野克樹(NJKF誠至会/NJKFスーパライト級王者)
VS タップロン・ハーデスワークアウトジム(ハーデスワークアウトジム/元WMC世界フェザー級王者)
勝者:北野 延長R2:1 本戦(29:29)(30:29)(29:29)
延長(10:9)(10:9)(10:9)
*タップロン、試合開始時に脚部にワセリン塗布にて減点1スタート
今年に入り、KOの連続でNJKFスーパライト級に上り詰めた“速攻王者”北野克樹が、シュートボクシング、RISEで活躍の元ムエタイ世界王者の実力者、タップロンとの対戦で注目の一戦。タップロンは意外と日本国内で初のヒジありルール参戦だという。タップロンにワセリン塗布にて減点1のスタート、北野の鋭い左ミドルからスタートするが、減点を服すかのように殺気立った表情で多くの強豪を沈めてきた猛打を振るい襲い掛かるタップロン。空気を割くような蹴りに会場はどよめくが北野は動揺せずに猛攻をしのぎ必ずリターンの蹴りを返す。2R、さらにエンジンのかかったタップロンが攻撃を強めるが北野は蹴りの応酬でも渡り合い、クリンチ合戦でも負けていない。離れての見合いでも緊張感が走る攻防が続く。3Rさらに強引にダメージを狙うタップロン、ヒジもダメ押しに大きく振るい北野に襲い掛かる。北野はすべて封じるがややタップロンの手数が多く、本戦ドロー、延長戦に。延長ラウンド、やや疲れの見える表情のタップロンだが、繰り出す技は衰えていない。北野は手数が増え、蹴りのヒット数で大きく上回ってくる。北野の得意の左ハイがタップロンの頸動脈にクリーンヒットするが、タフなタップロンはものともせず打ち返す。
緊張感のあるラリーが続き、最終ゴング。マスト判定は、手数で上まる北野に軍配、同階級国内トップの実力を知らせる結果となった。
カテゴリ:試合情報|日時:2017年12月04日19:02|
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