2022年07月13日
7.10名古屋大会「国際戦! 泰良拓也VS エディラヨ・イスマエル」試合レポート
2022,7,10
グループエスカラデーPRESENTS HOOST CUP KINGS NAGOYA11
名古屋国際会議場大会
60Kg契約3分3R延長1R
泰良拓也(PFP/元HOOST CUP日本フェザー級王者)VS エディラヨ・イスマエル(EDILAYO・ISMAEL/IKC60Kg王者/エクアドル)
エディラヨ・イスマエルは南米・西海岸にある赤道直下の国エクアルドル出身。ブラジリアン・タイのルートでの来日だったが、この国からは来日第1号のファイターだろう。果たしてイスマエルは期待に違わぬ動きをみせた。ダイナミックな後ろ回し蹴りで場内を大きくどよめかせたかと思えば、スリップダウンした泰良拓也に殴り掛かろうとするなど旺盛な闘争本能を見せる。
しかし2Rになると、泰良のローで削られたことが原因なのか失速。「(2度目の)ローブローを受けた」と主張して倒れたまま休もうとすると、レフェリーからすぐにファイトを要求されたあたりから様子をおかしくなっていく。
3Rになると、泰良のラッシュに防戦一方になってしまう。そして前のめりになったところにミドルの軌道の蹴りを顔面に受け、先制のダウンを喫した。こうなったら泰良の勢いは止まらない。右の3連打で2度目はのダウンを奪う。3-0で勝利を収めた泰良は「今日は(2試合後に)ライト級の王座決定戦がある。いい勝ち方をして次の挑戦者として名乗りをあげたかった」と控えめにアピールした。次回HOOST CUPは10月16日に泰良の地元京都で開催される予定。そこでビッグチャンスが訪れるか。敗れたイスマエルも磨けば光るタイプ。“エクアドルの鳥人”としての再登場に期待したい。スポーツライター:布施鋼治
カテゴリ:試合情報|日時:2022年07月13日23:27|
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