
2019年05月29日
5,26名古屋大会「中量級最強決定戦!HOOST CUP王者:小川翔VSNKB王者:高橋一眞」試合レポート
2019,5,26
グループエスカラデーPRESENTS HOOST CUP KINGS NAGOYA6
名古屋国際会議場イベントホール
【セミファイナル第11試合】EXルール 62Kg契約 3分3R(延長1R)
〇高橋一眞(NKB真門ジム/NKBライト級王者)
ドクターストップ 3R41秒 ※ヒジによるカット
●小川翔(OISHI-GYM/HOOST CUP日本Sライト級王者)
セミファイナルはチャンピオン同士の対決。2012年のK-1甲子園王者にしてHOOST CUP日本スーパーライト級王者の小川翔が迎え撃つのは、キックの舞台で活躍する高橋三兄弟の長男にして、そのアグレッシブなスタイルから「怒突き合いお兄ちゃん」の異名を取るNKBライト級王者・高橋。タフな小川とは激戦が予想される。
1R、ミドルキックの小川に高橋はジャブからローにつなぐ。小川もインローを返すが、高橋はイン、アウトとローキックを打ち分けて何度も快音を響かせる。小川は高橋のパンチをガードしてミドルを当てていく。
2R、小川はローとミドルの他にヒザへの間接蹴りも多用して距離を制す。高橋はヒザ、ヒジも混ぜながら、小川のローに合わせてジャブを刺す。小川はミドルを中心に攻めるが高橋もミドルを返す。
3R、初めから両者積極的に前へ出る。同時にワンツーを放つ場面も。パンチだけでなく互いにヒジも振るっていく中で、高橋がパンチから小川のガードの隙間を狙って右の縦ヒジ。これが見事に決まり小川が額から出血。ドクターチェックが入るもすぐに続行不可能と判断され、高橋が技ありの勝利で王者対決を制した。
マイクを持った高橋は「今日は強敵の小川選手でしかも敵地に乗り込んで来ての試合で、やってみたらやっぱり強い。1Rからやりにくいなと思っとって、もう最後セコンドに『ダウンしていいから前出るわ』って言ってヒジだけ狙って行ったら練習しとったヒジがバチーン決まって。思い通りの勝ち方になりました、もうほんまに最高の日です!」と、喜びながら勝利を決定づけたヒジについての作戦を明かした。

カテゴリ:試合情報|日時:2019年05月29日02:08|
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